ウルガイア大陸南部に位置する街。
数万人が住んでいるとされ、ウルガイア大陸有数の大都市である。
ルルとミーシャは、この街で暮らしている。
ウルガイア(Ulgaia)は、何処かに存在する謎に満ちた世界である。
文化や文明レベルなどは我々が言うところの『西洋ファンタジー世界』と呼ばれるものに近いが、遺跡などの雰囲気が異質で、魔法などは存在しない。
世界の中央には大陸が存在し、四方を海で囲まれている。海の向こうに何があるのかは、分かっていない。
都市は大陸のほぼ南半分のみに集中しており、各都市合わせて数百万人の人間が住んでいると推定される。住人は白人がほとんどであるが、《ストレンジャー》と呼ばれる来訪者が大陸中央の湖《グレードインパウンド》の岸に流れ着くことがあり、そうした人々には白人以外も含まれることが多い。
気候は温暖で良好、植物も豊かな楽園だが日没が無く、日々太陽が日蝕のように欠けていき暗くなることで夜が訪れる。夜の間は欠けきった太陽が皆既月蝕のように赤い円の姿になり、そのまま空に浮かんでいる。
また太陽はゆっくりと南北に動いて一年に一往復しており、同じ大陸内でも地域によって異なる季節が訪れるようだ。この奇妙な太陽こそがこの世界の最大の特徴であり、また謎でもある。
気象条件が良いと東西南北四方の彼方に、天を突く途方もなく巨大な白い《神》の姿が見られることがある。この《神》は一見すると静止しているようだが、実は季節によって少しずつ異なったポーズに変化しており、千年単位で生きる人智を超えた巨大な存在が、緩やかに動いているものと解釈されている。
ちなみに、使用されている言語は英語。